令和2年度 コロナ禍の中での取り組み

佐野市文化協会では感染予防対策に万全を図りながら様々な文化活動を行いました。


「日本の四季」放送(邦楽)

 「邦楽八景舎」は、異なる部門(争、三味線、パソコン)が協力し新感覚の芸術を創造しています。年2回の市民ギャラリーでの公演によりお客様も増え始めた頃、コロナ禍で会場での活動が困難となりましたが、佐野ケーブルテレビのご協力により、昨年秋には「日本の四季」と題して無観客公演を初放送し、好評を頂きました。普段あまり身近でない日本古典音楽に映像や字幕を加えることで、多くの方に日本伝統文化の醍醐味を味わって頂いています。
今年の夏には「物の怪の世界」を放送予定です。是非ご覧下さい。
(岡安祐璃)

邦楽

 

伝統文化の灯りをともし続ける(茶道)

 普段なら市民の方で賑わう市民ギャラリーは、十分な感染対策を講じて、撮影スタジオとなりました。例えば、ご飯茶碗を茶道の道具に「見立て」ることなどを紹介する場面。皆で持ち寄った「見立て」の品がスポットライトに映えています。このような時節でも、何とか活動を続けたい。その思いから、市民の方ヘ身近に茶道の世界を感じていただけるような、素敵な番組が2月に放映出来ました。これを機に、ご自宅で気軽にお茶に親しんでいただきながら、伝統文化である茶の湯に関心を持っていただけたら幸いです。最後に、ご協力いただいた佐野ケーブルテレビ様へ感謝申し上げます。
(拝﨑宗幸)

茶道

 

どこへでも行ける切符(演劇)

 佐野ケーブルテレビのご協力のもと、さの演劇塾の無観客舞台録画放送は舞台、照明、音響、映像等スタッフとの綿密な打合せの上、無事本番をこなしました。舞台背面の楕円のスクリーンや朗読に添えたBGM、コミカルでありながら不安を増す効果音、暗闇に散りばめたLEDの星球など、観客の創造を刺激します。映像を通して風の音や森の匂い、山奥の怖さや星座を旅する夢を感じていただけたと思います。演劇は「どこへでも行ける切符」だと思います。
(石川茂雄)

演劇

 

日本水彩画会安足支部展(絵画)

 日本水彩画会安足支部は歴史が古く、諸先輩方の努力が現在に至っている訳です。その伝統に恵まれながら、営々と色々な行事を進めて来ました。ところが今年度はとんでもない事にコロナ禍で状況が一変しました。計画を中止したり変更したりのてんてこ舞い状態、特に最大の行事の支部展が、緊急事態宣言の真最中という事で、ぎりぎり判断に困りましたが、対策を講じながらどうにか展覧会の開催にこぎつけました。やっと実現したという感じです。出品者はもちろん、来展された皆様も元気を貰ったと喜んでくださいました。
(村田安旦)

絵画

 

吟詠剣詩舞道発展への思い(吟詠剣詩舞)

 昨年4月より宗家先生の引退により正道流吟詠会の代表となりました。文化祭は中止となり、発表の機会がなくなりました。
10月に合同練習を再開し、感染予防に配慮し、楽しく頑張っています。現在、佐野ケーブルテレビのご協力をいただき、番組放送企画の準備を進めています。書道部門の大竹先生のご厚意により、コラボも予定しています。発表の機会が出来て、練習にも熱が入ります。当部門代表も諏訪先生に代わり会員を増やす意気込みでご尽力されています。私達の会も時節に負けないで前進して行きたいと思います。
(井岡治道)