平成29年度視察研修

”千葉”古(いにしえ)をたずねて

 平成29年9月28日(木)空模様を気にしながらも、バスの中は和気藹藹笑顔で千葉方面への一泊研修旅行に出発しました。
 国立歴史民俗博物館の前で青木文化協会長はじめ会員、事務局23名が参加、最初の見学地は国立歴史民俗博物館です。さすが国立、施設も展示内容も素晴しく、是非もう一度ゆっくり訪れてみたい場所でした。時間の都合で6展示室のうち、第二、第三展示室のみの見学となりました。第二展示室は中世平安時代から安土桃山時代、第三展示室は近世江戸時代で絵図や再現模型等興味の尽きない展示でした。
 昼食後、鋸山日本寺に向いました。日本寺は今から1300年前に開山され、当時は国内有数の規模を誇っていたといわれます。鋸山ロープウェイで山頂まで登れるコースがありますが、私達は今回その反対のエリア大仏広場方面に向いました。千葉県は前日の大雨で各地で土砂崩れが起き、鋸山も一部通行止めになっておりました。私達のバスも道路を変更し東口駐車場に着きました。そして小雨の中向ったのは、佐野の名工卜部助光の作で国指定重要文化財の梵鐘がある場所です。鎌倉時代に佐野の天宝禅寺の鐘として造られた梵鐘は数奇な運命を辿ってそこに存在しておりました。私達はしばし足を止め、先人の残した天明鋳物の今ある姿に、感銘を受けました。ただ鐘楼が朽ちて今にも崩れそうなのが残念でした。昭和14年の失火により失われた名刹は、復興の途中だということですが、全山復興までまだ時間がかかりそうです。

日本寺の鐘 それから私達は日本最大の大仏様(薬師瑠璃光如来)を拝観し、一日目の日程を終了しました。
木更津温泉ホテル三日月に一泊し、翌日は天候に恵まれ、小江戸佐原の散策を楽しみました。
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佐原は町中を小野川が流れており、その周辺の街並は一軒一軒足を止めたくなる建物が続いております。立ち寄った店の御主人とも親しく話をさせていただきました。また、一角に伊能忠敬記念館があり、忠敬が住んでいた旧宅と国宝に指定されている館蔵の資料等を見学し、偉大な足跡を残した人物の努力と苦労を再認識しました。
 一泊二日の視察研修旅行は、会員相互の親睦と、貴重な体験が出来た楽しく実りある旅でした。
(拝﨑宗幸)