日本文化に誇りを持って

佐野市文化協会
会長 青木 勇

青木会長.jpg 世界中が新型コロナウィルスに感染し、かつてない深刻な状況の中で新年度がスタートいたしました。新年度の開始にあたり一言ご挨拶申し上げます。
昨年の台風19号では佐野市も甚大な被害が発生しました。被災されました皆様には心よりお見舞い申し上げます。私ども文化協会も、いち早く募金活動を開始し加盟団体はじめ多くの皆様からのご支援のお蔭で88万円を超える金額となりました。早速、佐野市役所を訪問し義援金を贈呈させていただきました。被災者の皆様には一日も早い復興・復旧をご祈念申し上げます。
昨年は天皇陛下の御譲位に伴い30年続いた「平成」から「令和」へと元号が変わる節日の年でした。現在、元号があるのは日本だけとのこと。日本の元号は645年の大化の改新の「大化」がスタートで、令和で126代と非常に長い歴史があります。皇室の宮中祭祀が日本全国に広がって色々な日本文化が作られ引き継がれてきました。日本文化の特性は外国の優れた文化・文明(仏教や漢文など)を取り入れて、それを咀疇し日本人に合う文化として花を咲かせていく、そういう能力を持った民族であり日本人として誇りを感じます。
今年予定されていた「東京オリンピック・パラリンピツク」は残念ながら延期となりました。オリンピックは文化と関係が無いように思いますが、「スポーツの祭典」であると同時に「文化の祭典」でもあります。国をはじめ、栃木県においても「栃木版文化プログラム」を策定し平成28年度から実施されています。佐野市では国指定史跡唐沢山城跡等の魅力発信と観光誘客を目的に平成29年11月「全国山城サミット佐野大会」が開催されたことは記憶にあるかと思います。文化協会も地域の風土と歴史に根ざす文化を誇りに思うと共に、これを大切に継承し現代に合った文化へと発展させる役割を担っていければと思います。

令和2年4月1日